ピンタレストが上昇 低いハードルはクリアしたことで安心感も=米国株個別
デジタル画像検索収集サイトのピンタレスト<PINS>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、月間アクティブユーザー(MAU)は予想を下回っている。
アナリストからは、「事前の期待値が低かった分、そのハードルはクリアしたことで安心感が広がっている。しかし、ユーザーの動向は依然として懸念事項だ」との指摘も出ていた。
北米の月間アクティブユーザー数は13%減の8500万人と予想を下回った。海外はウクライナ危機が重荷になっている状況。それでも、減少幅は昨年の第2四半期以来の最小となっており、ユーザーの軌道修正に1四半期近づいた印象とのコメントも聞かれた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.10ドル(予想:0.03ドル)
・売上高:5.75億ドル(予想:5.73億ドル)
・月間アクティブユーザー(MAU):4.33億人(予想:4.36億人)
北米:0.85億人(予想:0.87億人)
・ユーザー平均単価:1.33ドル(予想:1.31ドル)
・EBITDA(調整後):0.77億ドル(予想:0.24億ドル)
(4-6月・第2四半期)
・売上高:約11%増
(NY時間10:48)
ピンタレスト<PINS> 19.20(+0.53 +2.84%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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