アップル、アイフォーンSEの5Gバージョンを発表=米国株個別
アップル<AAPL>が先ほど、「ピーク・パフォーマンス」と題したバーチャルイベントを開催し、廉価版のアイフォーンSEおよびアイパッド・エア・タブレットの5Gバージョンを発表した。同社のクックCEOはまた、同社の動画配信サービス「TV+」にメジャーリーグの試合を導入する計画も発表した。
今回のイベントは今年いくつかの製品を発表することが期待されているものの最初となる。同社は年内に新型のマックやアイパッドを準備。また、アイフォーン14と新型スマートウォッチの発表も期待されているほか、初のAR(拡張現実)とVR(仮想現実)の融合型ヘッドセットの発表も期待されている。
新型アイフォーンSEは2020年以来のSEラインのアップデートとなる。引き続き黒、白、赤の3色が踏襲されているこのモデルは、価格が399ドルー429ドルと、従来よりは若干高い。しかし、5Gネットワークへの対応、より高速なA15プロセッサなどを搭載。画面は4.7インチで、アイフォーンの中では最も小さいが、5Gの追加によって市場での競争力が遥かに高まり、アンドロイド・ユーザーや古いアイフォーンを持つ消費者を囲い込みたい考えのようだ。
特にイベント自体の同社株への反応は限定的。
(NY時間13:55)
アップル<AAPL> 159.10(-0.20 -0.13%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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