米住宅ローン金利が4%に接近し、2019年5月以来の高水準=米国株
米住宅ローン金利が4%に接近している。米住宅金融のフレディマックが発表した30年物住宅ローンの平均金利は3.92%で、先週の3.69%から上昇し、2019年5月以来の高水準となった。米住宅ローンの基準指標となっている米10年債利回りが2019年7月以来初めて2%を超えたことが要因。
フレディマックのカーター氏は声明で、「金利と住宅価格の上昇に伴い、購入希望者にとって条件が大きなハードルになっている」と述べた。
全米不動産協会のデータによると、今回の金利上昇以前にも、初回購入者の住宅ローン支払額は第4四半期に世帯収入の25%以上に跳ね上がっており、ここ3年間で最悪の状況を示していた。
米住宅建設株も軟調に推移している。
(NY時間11:02)
KBホーム<KBH> 38.39(-0.92 -2.34%)
レナー<LEN> 90.33(-1.70 -1.84%)
DRホートン<DHI> 83.87(-1.43 -1.68%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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