議事録を受け買戻しを強める タカ派にとってほとんど新鮮な材料はないとの印象=米国株
NY株式16日(NY時間14:51)
ダウ平均 34868.73(-120.11 -0.34%)
ナスダック 14074.86(-64.90 -0.46%)
CME日経平均先物 27470(大証終比:+40 +0.15%)
日本時間4時に公表されたFOMC議事録を受けて米株式市場は買戻しの動きを強めている。議事録では、大幅なバランスシート縮小や2015年より速いペースの利上げが正当などと指摘していたものの、タカ派にとってほとんど新鮮な材料はないとの印象のようだ。市場は3月の0.5%の大幅利上げを期待しているが、それについても確信に繋がるものはなく、推測の範囲に留めざるを得ない印象。
ダウ平均は一時346ドル安まで下落していたが、一時プラスに転じる場面も見られた。ナスダックも一時、前日付近まで下げ渋っている。
※FOMC議事録
・大幅なバランスシート縮小が適切。
・利上げがまもなく適切になる。
・バランスシート縮小に関しては今後の会合で決定する予定。
・大半は2015年より速いペースの利上げが正当と認識。
・多くの参加者が将来的にMBS売却の可能性があると認識。
・インフレ低下しなければ引き締めペース加速も。
・スタッフは今年のPCEインフレを2.6%、来年は2%と予測。
アップル<AAPL> 172.20(-0.59 -0.34%)
マイクロソフト<MSFT> 298.69(-1.16 -0.39%)
アマゾン<AMZN> 3147.09(+16.88 +0.54%)
アルファベットC<GOOG> 2739.15(+10.64 +0.39%)
テスラ<TSLA> 917.15(-5.28 -0.57%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 215.04(-5.96 -2.70%)
AMD<AMD> 116.43(-5.04 -4.15%)
エヌビディア<NVDA> 261.80(-3.15 -1.19%)
ツイッター<TWTR> 35.94(-1.04 -2.81%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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