ファンドマネジャーのIT・ハイテク株への配分は06年以来の低水準=米国株個別
NY株式15日(NY時間10:29)
ダウ平均 34983.88(+417.71 +1.21%)
ナスダック 14017.95(+227.03 +1.65%)
CME日経平均先物 27310(大証終比:+470 +1.72%)
FRBの積極的利上げに備え、ファンドマネジャーらはIT・ハイテク株のアンダーウエートを約16年で最も大きくしている。米大手銀の顧客調査で分かった。ブルームバーグが伝えた。4-10日に実施された調査によると、IT・ハイテク株への配分は2006年8月以来の低水準に落ち込んだという。回答の大半は、10日に発表された米消費者物価指数(CPI)の高い伸びで年内に約7回の利上げが想定される前に寄せられた。
投資家はFRBがインフレ抑制に乗り出す準備をしている中で、グロース株への配分を急速に減らしつつある。IT・ハイテク株のロングは過去2年余りのトレンドと同様、引き続き最もマネーが集中する取引だが、2月調査では確信的な投資家の割合は28%と1月の39%から低下した。
大手銀によると、株式への配分自体が全般的に急減し、株式に強気との回答は3分の1弱に留まった。1月は半数を超えていた。約30%が今年中の弱気相場を見込んでいる。なお、最も選好された資産は現金だった。調査には314人のファンドマネジャーが参加した。
(NY時間10:27)
アップル<AAPL> 170.96(+2.08 +1.23%)
マイクロソフト<MSFT> 298.60(+3.60 +1.22%)
アマゾン<AMZN> 3123.00(+19.66 +0.63%)
アルファベットC<GOOG> 2731.26(+25.26 +0.93%)
テスラ<TSLA> 915.80(+40.04 +4.57%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 217.81(+0.11 +0.05%)
AMD<AMD> 115.14(+0.87 +0.76%)
エヌビディア<NVDA> 256.61(+13.94 +5.74%)
ツイッター<TWTR> 36.27(+0.58 +1.63%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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