広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

【来週の注目材料】金融政策は現状維持期待強い、声明で3月利上げをどこまで示すか~米FOMC

為替 

 年内複数回利上げについても、どこまで可能性に言及があるのかが注目されるところです。市場では3月の利上げ期待が強まった局面で、それまでの年内3回の利上げという見通しから年4回の利上げと見通しを強めていましたが、ここにきて年5回という見通しが広がってきており、4回の利上げと見通しが拮抗する状況になっています。米大手金融機関のトップは年7回の利上げが行われる可能性にまで言及していました。

 4回の利上げの場合、3月に利上げがスタートした後、6月、9月、12月と、FOMCの中でもメンバーによる経済見通し(SEP)が発表され、物価見通し動向などで利上げを正当化しやすい回での利上げ実施という見方が強いです。しかし、5回以上の利上げとなった場合、3月5月6月と連続利上げして、9月12月にも利上げといったように、どこかのタイミングで連続利上げか、0.5%一気に上げて事実上二回分とするといった動きが必要になります。こちらもかなり前向きな動きだけに、FOMC声明などで力強いメッセージが欲しいところです。

 従来ハト派であったパウエルFRB議長が、声明で3月の利上げの可能性にはっきりと言及し、さらに複数回利上げに前向き姿勢を示して、バランスシート縮小の早期開始に向けた動きを強めるといった具合に、一気に前向きな印象を加速することが出来るか。前向き姿勢の加速が印象付けられるとドル買い。どこかで慎重姿勢が見られるようだとドル売りとなりそうです。

 金融政策自体は現状維持が見込まれる今回のFOMCですが、市場はかなり強く注目していますので、前後の動きには要注意です。

MINKABU PRESS 山岡和雅

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

FX口座 カテゴリランキング

パートナーズFXnano 42

ドル円 0.0 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.0 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.0 銭(原則固定・例外あり)

ヒロセ通商 16

ドル円 0.2 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.4 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.9 銭(原則固定・例外あり)

セントラル短資FX 16

ドル円 0.2 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.4 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.6 銭(原則固定・例外あり)
FX口座 スプレッド比較

GMOクリック証券 55

ドル円 234
豪ドル円 125
トルコリラ円 43

LIGHTFX 54

ドル円 233
豪ドル円 114
トルコリラ円 43

GMO外貨 51

ドル円 225
豪ドル円 117
トルコリラ円 35
FX口座 スワップ比較

▶︎ 総合ランキングはこちら

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます