アジア株 上海株は小幅高 GDP減速も反応は限定的、市場予想上回る結果で安心感広がる

アジア株　上海株は小幅高　GDP減速も反応は限定的、市場予想上回る結果で安心感広がる

東京時間11:11現在
香港ハンセン指数　　 24253.93（-129.39　-0.53%）
中国上海総合指数　 3529.30（+8.05　+0.23%）
台湾加権指数　　　　 18498.54（+95.21　+0.52%）
韓国総合株価指数　 2887.76（-34.16　-1.17%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7401.90（+8.04　+0.11%）

アジア株はまちまち。

上海株は小幅高、1年物MLF金利引き下げやGDP発表も反応は限定的となっている。中国人民銀行は、不動産市場の低迷と新型コロナの再拡大で同国の経済成長が鈍化したことを受け主要金利を引き下げた。1年物MLF金利を2.95%から2.85%に引き下げたほか、7日物リバースレポ金利を2.2%から2.1%に引き下げた。きょう発表された中国第4四半期GDPは電力不足や不動産業界の低迷、コロナ再拡大を受け、前年比+4.0%と前回の+4.9%から伸びが鈍化した。ただ、市場予想の+3.3%を大きく上回ったことから安心感が広がっている。

韓国株は約6週間ぶり安値をつけている。ナスダック指数が時間外で下げていることが嫌気されているほか、北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射したことで地政学リスクが高まっているもよう。