アジア株は下落、医療品株の下げ目立つ 米ファイザーがコロナ飲み薬の良好なデータ公表で
アジア株は下落、医療品株の下げ目立つ 米ファイザーがコロナ飲み薬の良好なデータ公表で
東京時間10:57現在
香港ハンセン指数 24688.31(-182.20 -0.73%)
中国上海総合指数 3488.38(-3.19 -0.09%)
台湾加権指数 17323.51(+26.61 +0.15%)
韓国総合株価指数 2936.21(-33.06 -1.11%)
豪ASX200指数 7441.50(-15.44 -0.21%)
アジア株は軒並み下落、医療品関連が売られている。米ファイザーが新型コロナ用飲み薬「パクスロビド」の臨床試験で入院や死亡のリスクを89%低下させる効果が出たとの中間結果を発表した。
香港市場では製薬会社の薬明生物技が9.6%安で下落率トップ、中国生物製薬は2.3%安。
韓国株は約4週間ぶり安値をつけている。ネクスト・サイエンスとSKバイオサイエンスが12.4%安、シンプン・ファーマシューティカルは8.8%安。ファームジェン・サイエンスは7.1%安。
豪州市場では医療品関連が全面安となっている。
上海株は小動き。8日からの第19期中央委員会第6回総会開催(6中総会)を前に様子見姿勢が強まっている。きのう発表された中国10月の貿易収支は845.4億ドルと統計開始以来最高を記録した。ただ、中国市場への影響は限定的。

執筆者 : MINKABU PRESS
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