イーベイが決算受け時間外で株価下落=米国株個別
イーベイ<EBAY>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内だった。一方、第4四半期の売上高見通しは予想を下回った。ホリデーシーズンの消費者の行動がパンデミック前に戻り、オンライン消費は減速を示唆する内容となった。
人々が旅行や外食などの従来の消費パターンを再開するにつれて、勢いは衰えている。加えて、世界的なサプライチェーン問題に起因する在庫不足はホリデーシーズンの見通しをさらに曇らせている。イアンノーネCEOは「広告および決済事業はパンデミックの高値から縮小したとしても、利益を増やすことができる」と述べた。
時間外で株価は5%超下落している。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.90ドル(予想:0.89ドル)
・売上高:25億ドル(予想:24.6億ドル)
・総取引額(GMV):194.5億ドル(予想:191.2億ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.97~1.01ドル(予想:0.99ドル)
・売上高:25.7~26.2億ドル(予想:26.5億ドル)
(NY時間16:51)時間外
イーベイ<EBAY> 73.65(-4.01 -5.16%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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