【北欧通貨】週後半にかけてクローナ買い強まるも、昨日海外市場はやや調整入る~スウェーデンクローナ
【北欧通貨】週後半にかけてクローナ買い強まるも、昨日海外市場はやや調整入る~スウェーデンクローナ
クローナは堅調。ドルクローナは週半ばからのドル売りクローナ買いに8.79台から8.6000前後まで大きく値を落とした。先月のドル高クローナ安局面で、先月半ばに8.65をしっかり超えてから、8.60がサポートとして意識されており、ポイントに迫る動き。先月末に8,80台を付けた後はいったん8.87もサポートとして意識されていたが、今週半ばからの下げで値を落としている。大台割れの後、いったん8.70の下でもみ合いとなった際に同水準手前が重くなるなど、ポイントをしっかりこなしての下げが続いている。
昨日発表された9月の消費者物価指数は前年比2.5%、インフレターゲットの対象である住宅ローンを除いた前年比が2.8%と、ともに8月から上昇も、事前予想値には届かず。発表後にいったんドル売りクローナ買いも、その後クローナ買いに調整が入るなど、予想ほどの上昇を見せなかった消費者物価指数に反応する動きも。
対円では円安もあって動きが止まらず13円22銭に迫る動き。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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