ISM指数への反応は限定的 ダウ平均は184ドル高=米国株速報
NY株式2日(NY時間10:21)
ダウ平均 35119.58(+184.11 +0.52%)
ナスダック 14742.29(+69.61 +0.47%)
CME日経平均先物 27720(大証終比:-20 -0.07%)
日本時間23時に発表になった7月のISM製造業景気指数は59.5と予想(60.9)を下回った。新規受注や生産が低下した一方、前回は判断基準である50を下回っていた雇用指数は50を回復した。依然として堅調な推移ではあるものの、原材料価格の高騰や労働者の確保が難しくなっている中、全体的に米製造業のピークアウト感を示している。
生産低下の一方で、受注残は上昇しており、供給と出荷の問題が製造業を圧迫しており、力強い需要に追いつくために在庫を削減している様子が示された。
ただ、指標発表後も米株の反応は限定的で、ダウ平均は3万5100ドル付近での推移が続いている。
ISM製造業景気指数(7月)23:00
結果 59.5
予想 60.9 前回 60.6
ISM製造業景気指数詳細(7月)
景気指数 59.5(60.6)
新規受注 64.9(66.0)
生産 58.4(60.8)
雇用 52.9(49.9)
入荷遅延 72.5(75.1)
在庫 48.9(51.1)
仕入価格 85.7(92.1)
輸出 55.7(56.2)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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