PG&Eが昨年7月以来の安値 山家事が同社の電線で引き起こされた可能性=米国株個別
カリフォルニア州で電力事業を手掛けるPG&E<PCG>が8ドル台半ばまで下落し、2020年7月以来の安値を更新している。同州で猛威を振るっている山火事「ディキシー・ファイヤー」が被害をシエラネバダ山脈で約20万エーカー(8万1000ヘクタール)にまで拡大している。同州の消防局によると、山家事はPG&Eの電線の1つによって引き起こされた可能性があると発表したことで売りが強まっている格好。
同社は2019年に北カリフォルニア全体で100人以上が死亡し、数万戸の家屋が破壊された致命的な山火事を引き起こした後、破産を申請した経緯がある。
(NY時間14:42)
PG&E<PCG> 8.53(-0.70 -7.54%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。