CSXが決算受け上昇 コスト体質の改善示す=米国株個別
鉄道株貨物輸送のCSX<CSX>が上昇。4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益が予想を上回った一方で売上高は予想範囲内だった。一方、営業利益が予想を大きく上回ったことはポジティブな印象が強い。
アナリストからも前年比での増収分の70%が営業利益に転嫁されていることは非常に印象的で、この分野のコスト動態を考慮すれば、まさに期待通りの内容となっていると述べた。
同社は収益の増加の一方で、コスト体質を徐々に改善しており、これは昨年の混乱の間に、同社が運用構造上さらに進歩したことを示しているとも指摘した。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:0.52ドル(予想:0.37ドル)
・売上高:29.9億ドル(予想:29.4億ドル)
通常商品:19億ドル(予想:19.4億ドル)
石炭:4.23億ドル(予想:4.17億ドル)
一貫輸送:5.11億ドル(予想:4.96億ドル)
・営業利益:16.9億ドル(予想:12.7億ドル)
・貨車台数:159万両(予想:162万両)
・貨車あたりの平均単価:1879ドル(予想:1883ドル)
(NY時間14:49)
CSX 32.76(+1.19 +3.75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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