カーマックスが決算好調で上昇=米国株個別
中古車販売のカーマックス<KMX>が商いを伴って上昇。3-5月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。中古車の既存店売上高は120%急増した。パンデミックで公共交通機関の使用を避ける消費者が中古車を購入したという。
アナリストからは、同社の規模がオンライン販売専業や従来型のディーラーからの追撃から保護し、競争力を発揮したとしている。同社はデジタル販売でもシェア拡大を目指している。
価値が一部減価した車やトラック、そして、新しく組み立てた車に対する供給ひっ迫が買い手を魅了し、平均販売価格を記録的なレベルに押し上げている。しかし、同社の利益見通しが悪化しているのは気掛かりな点だと指摘した。
(3-5月・第1四半期)
・中古車既存店売上高:120.6%
・1株利益:2.63ドル(予想:1.65ドル)
・売上高:77億ドル(予想:62.4億ドル)
中古車:61.6億ドル(予想:63.1億ドル)
卸売販売:13.7億ドル(予想:6.93億ドル)
・粗利益率(調整後):12%(予想:12.5%)
(NY時間10:52)
カーマックス<KMX> 126.85(+7.42 +6.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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