東京株式(寄り付き)=続伸、強弱感対立し上値重い展開か
27日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比48円高の2万9174円と続伸。
前日の米国株市場は主要株指数が高安まちまちの展開だったが、ナスダック総合指数が続伸し過去最高値を更新したことは、東京市場でもハイテクセクターを中心に追い風となっている。一方、国内では変異種を含めた新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が根強く、3度目の緊急事態宣言の発令が経済活動に与える影響なども内需株にはネガティブ要因として働く。きょうは昼ごろに判明する日銀の金融政策決定会合の結果と、引け後の黒田日銀総裁の記者会見を見極めたいとの思惑から、大きく買いポジションを高める動きも見込みづらく、強弱観が対立しそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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