ダウ平均は小幅高 今週は材料目白押しの週＝米国株序盤

NY株式26日（NY時間10:01）
ダウ平均　　　34098.53（+55.04　+0.16%）
ナスダック　　　14055.38（+38.57　+0.28%）
CME日経平均先物　29230（大証終比：+60　+0.21%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は小幅高で始まっている。今週は材料目白押しの週で、本日はその内容を見極めたい雰囲気も出ているようだ。

　まずは決算だが、ＩＴ・ハイテクや産業など主要企業の決算発表が集中し、Ｓ＆Ｐ５００企業の約３分の１が週内に発表を予定している。Ｓ＆Ｐ５００企業の約２５％が先週までに発表を終えているが、その８４％が１株利益が予想上回り、７７％が売上高が予想上回った。もし、８４％の水準を維持できれば、リーマンショック後の２００８年以来の高水準となる。ボーイング、フォード、キャタピラーなどのブルーチップも発表されるが、世界経済が徐々に再開する中で、それらの銘柄は材料や輸送に伴うコスト上昇に直面している。その辺がどう出るか注目される。

　そして、今週はＦＯＭＣが開催され２８日に結果が発表される。これまでとスタンスに変更はなく、インフレ上昇は一時的とし、慎重姿勢を堅持するものとみられている。

　さらに、水曜日の議会合同会議でバイデン大統領の「アメリカの家族計画」が公表される。労働者教育と家族支援を目的とした１．８兆ドル規模の対策が打ち出される予定。

　なお、本日は引け後にテスラが決算を発表する予定。

アルファベット（C）　2320.38（+5.08　+0.22%）
フェイスブック　304.81（+3.68　+1.22%）
ネットフリックス　507.85（+2.30　+0.45%）
テスラ　735.32（+5.92　+0.81%）
アマゾン　3338.03（-2.85　-0.09%）
エヌビディア　608.41（-2.21　-0.36%）
ツイッター　66.60（-0.42　-0.63%）

ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス　398.79（-1.52　-0.38%）
メルク　77.65（-0.23　-0.30%）
マクドナルド　233.76（-0.82　-0.35%）　
マイクロソフト　 261.37（+0.22　+0.08%）
ホームデポ　321.05（-2.84　-0.88%）
ボーイング　243.68（+5.30　+2.22%）　
ベライゾン　57.02（-0.28　-0.49%）
ビザ　232.02（+2.02　+0.88%）　
ハネウェル　 222.85（-1.65　-0.73%）　
ナイキ　130.40（+0.21　+0.16%）
トラベラーズ　 157.13（-0.71　-0.45%）
ディズニー　184.05（+1.03　+0.56%）　
ダウ・インク　62.61（+0.50　+0.81%）
セールスフォース　 233.48（-0.03　-0.01%）　
シスコシステムズ　51.69（-0.23　-0.43%）
シェブロン　102.52（+0.97　+0.96%）　
コカ・コーラ　54.14（-0.33　-0.61%）　
ゴールドマン　 344.93（+5.58　+1.64%）
キャタピラー　 231.97（+1.86　+0.81%）　
ウォルマート　137.79（-2.11　-1.51%）
ウォルグリーン　52.39（-0.60　-1.13%）　
インテル　58.69（-0.55　-0.93%）
アメックス　148.30（+3.97　+2.75%）　
アムジェン　256.63（+1.63　+0.64%）
アップル　 134.16（-0.16　-0.12%）
Ｐ＆Ｇ　132.24（-1.70　-1.27%）
ＪＰモルガン　152.12（+1.93　+1.29%）
Ｊ＆Ｊ　164.58（-0.94　-0.57%）
ＩＢＭ　143.28（+0.85　+0.60%）
３Ｍ　202.42（+0.22　+0.11%）　

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美