ペプシコ、巣ごもり需要の中でスナックやシリアルが好調=米国株個別
ペプシコが10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。長期に渡る封鎖による巣ごもりの中で、消費者がスナックやシリアルの消費を増やしたことが貢献した。パンデミックによるレストラン、スタジアム、その他の公共施設の閉鎖で苦戦していた飲料事業も5.5%の増収となった。ただ、パンデミック関連のコストで、フリトレーおよびクエーカーフーズの営業利益は2%ポイント減少したとしている。年間配当の5%増配も発表。
今年の見通しについては、売上高で1桁台半ば、1株利益で1桁台後半の増益を見込んでいる。同社のラガルタCEOは発表資料で、「第4四半期もスナックおよび食品事業が回復力を維持したことで、昨年を好調に終えた」と述べていた。
ただ、株価は小幅安で推移。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.47ドル(予想:1.46ドル)
・売上高:224.6億ドル(予想:218.1億ドル)
フリトレー:+5%(予想:+6.1%)
クエーカーフーズ:+8%(予想:+6.3%)
(NY時間10:00)
ペプシコ 136.57(-1.13 -0.82%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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