ユニティ・ソフトウェアが下落 ガイダンスに失望感強める=米国株個別
3Dやビデオゲームのソフト開発などを手掛けるユニティ・ソフトウェアが商いを伴って下落。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株損益は赤字だったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、第1四半期、通期とも売上高は予想の範囲内ではあった。
しかし、アナリストからはガイダンスについて、「現在のバリュエーションを正当化するのに十分な強さが見られない」との指摘も出ていた。また、「今回のガイダンスは強気で見ていた投資家の期待を明らかに失望させた。彼らは2022年度のスケジュール目標に向け、年ベースのフリー・キャッシュフローは損益分岐点になると予想していた可能性がある」とのコメントも聞かれた。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.10ドル(予想:-0.13ドル)
・売上高:2.20億ドル(予想:2.05億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:2.10~2.20億ドル(予想:2.16億ドル)
(通期見通し)
・売上高:9.50~9.70億ドル(予想:9.61億ドル)
(NY時間14:27)
ユニティ・ソフトウェア 129.63(-20.18 -13.47%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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