ダウ平均は続落 決算前の調整が続く 急回復期待を裏付けるヒントが出てるかがポイント=米国株前半
NY株式12日(NY時間12:25)
ダウ平均 30930.21(-78.48 -0.25%)
ナスダック 12984.09(-52.34 -0.40%)
CME日経平均先物 28100(大証終比:-90 -0.32%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。今週末の大手銀を皮切りに決算発表が始まるが、それを前にしたポジション調整の動きが引き続き出ている。
バイデン次期政権の財政拡大策やワクチンへの期待で米株式市場は、銀行やエネルギー、産業などパンデミックで落ち込んだセクターを中心に買い戻しが強まり、最高値を更新していた。しかし、ここに来てその動きも一服している。ただ、下押す動きまでは見られず、下値では押し目買いも断続的に出るようだ。
民主党がトランプ大統領の弾劾に向けた動きを活発化させている。共和党からは反対の意見も聞かれ、成立は難しいと見られているが、市場はそれによって追加経済対策の実施に遅れが出るのではとの懸念が出ている。しかし、遅れたとしても、数カ月単位の話ではなく、数日か数週間程度の話で問題はないとの指摘も聞かれる。
10-12月期決算についてはS&P500企業で前年比9.8%の減益が現段階では見込まれている。ただ、2021年には前年の反動もあり急回復が予想されており、1-3月期は16.4%の増益が見込まれているようだ。10-12月期の大幅減はすでに織り込み済みで、1-3月期以降の急回復の期待を裏付けるヒントが出てくるかが、今回の決算のポイントとなりそうだ。
アルファベット(C) 1725.61(-41.11 -2.33%)
フェイスブック 250.73(-6.11 -2.38%)
ネットフリックス 487.19(-11.91 -2.39%)
テスラ 853.29(+42.10 +5.19%)
アマゾン 3094.00(-20.21 -0.65%)
エヌビディア 537.39(-7.47 -1.37%)
ツイッター 46.87(-1.31 -2.72%)
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス 355.84(-4.91 -1.35%)
メルク 82.63(-2.37 -2.85%)
マクドナルド 211.64(-2.59 -1.20%)
マイクロソフト 213.65(-3.84 -1.75%)
ホームデポ 275.71(+4.48 +1.66%)
ボーイング 205.59(-1.20 -0.57%)
ベライゾン 56.75(-0.71 -1.23%)
ビザ 207.64(-5.25 -2.44%)
ハネウェル 207.78(-0.58 -0.28%)
ナイキ 144.73(-2.32 -1.59%)
トラベラーズ 138.82(+1.39 +1.00%)
ディズニー 175.21(-3.88 -2.17%)
ダウ・インク 60.07(+1.21 +2.08%)
セールスフォース 214.38(-3.88 -1.75%)
シスコシステムズ 45.06(-0.30 -0.67%)
シェブロン 92.87(+1.27 +1.39%)
コカ・コーラ 49.82(-0.39 -0.75%)
ゴールドマン 301.12(+7.29 +2.51%)
キャタピラー 197.16(+3.30 +1.70%)
ウォルマート 149.13(+1.84 +1.25%)
ウォルグリーン 48.03(+0.31 +0.69%)
インテル 53.43(+1.89 +3.66%)
アメックス 121.78(+0.72 +0.59%)
アムジェン 236.12(-1.42 -0.60%)
アップル 127.37(-1.61 -1.22%)
P&G 136.30(-1.55 -1.12%)
JPモルガン 141.19(+3.14 +2.31%)
J&J 157.51(-1.86 -1.16%)
IBM 128.60(+0.02 +0.02%)
3M 165.81(+0.61 +0.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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