OPECプラスが減産体制をさらに2〜3カ月延長する方向に
OPECプラスは減産体制をさらに2〜3カ月延長する方向に傾いている。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が当局者の話として伝えた。原油価格は感染拡大を背景とする今年初めの急落から回復し始めたが、需給逼迫が続くことを期待して減産延長を検討しているという。ただ、交渉はまだ完了していない。
複数の国による過去の順守状況を巡る問題は、各国が来週のオンライン会合で問題を議論するにあたり、合意の障害となる可能性もあるとしている。最近の原油価格上昇も市場の力学を変化させており、一部の国が増産の主張を強める根拠となっているという。OPECが30日、OPECプラスが翌日に協議する。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。