ドル安の動き強まる=東京為替概況
ドル円は106円台で迎えた朝の水準から値を落とし105円81銭を付ける動きとなった。1日から8日まで休場となっていた中国人民元が対ドルで大きくドル安元高に振れたことが、ドル全面安の流れを誘った面も。
午前中に安値を付けた後、少し戻したが戻りは鈍く105円80銭台での推移が続いた。午後に入っても安値圏もみ合い。10時半ごろ付けた安値を割り込む動きにはならなかったが、頭の重い展開に。
ドル全面安の中ユーロドルは1.1750台から1.1780前後まで上昇。その後は1.1770台での推移が続くなど、ドル安圏での推移。
ドル人民元は休暇前の30日に6.80前後で推移、その後オフショア市場で元高が進んでいた。長期休場明けの市場では6.72台で始まり、その後6.71割れを付けるなど、ドル安元高が進行。昨年4月以来のドル安元高圏に。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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