ドル円は105円台前半もみ合い続く、リスク警戒の動き継続=東京為替概況
24日の東京市場でドル円は105円台前半でのもみ合いに終始した。昨日のNY市場で株安の動きが強まる中、リスク警戒感からのドル買いが広がった。目立った材料が出たというよりも、米国の追加経済対策が議会での協議がまとまらず難航していること、新型コロナウイルスの感染拡大の動きが米国や南欧・英国などを中心に広がっていることなどがリスク警戒につながった。
今日もドル円は105円台前半でのしっかりの展開。NYの高値を試すだけの勢いはなかったが、下値もしっかりという展開。レンジ的には19銭にとどまっており、やや様子見ムードも。
ユーロドルはNY市場の安値を一時割り込むなど、ユーロ売りドル買いの動きが強まっており、ドル全面高基調に。
ドル高円高の中でクロス円は重く、ユーロ円は一時122円73銭まで値を落としている。
この後午後8時に政策金利の発表があるトルコリラは13円60銭台での推移。円高傾向もありやや頭が重いものの、値幅は限定的。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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