ダウ平均は続伸 予想上回る決算が相次ぎ市場は楽観的=米国株序盤
NY株式3日(NY時間09:43)
ダウ平均 26551.36(+123.04 +0.47%)
ナスダック 10873.05(+127.78 +1.21%)
CME日経平均先物 22260(大証終比:+170 +0.76%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。感染第2波は一向に収束を見せず、追加支援策も先週で失効した失業給付の上乗せ措置で共和党と民主党が対立しており、成立は難航している。
そのような中でも米株式市場は楽観的なようだ。4-6月期の決算発表は中盤に差しかかっているが、事前予想がかなり低く見積もられていた分、予想を上回る企業が相次いでいる。予想を上回った企業の割合は8割を超え、過去最多の水準となっており、ひとまず安心感につながっているようだ。
また、マイクロソフトが、人気動画アプリTikTokの買収交渉を一旦中断したと伝わっていたが、買収に向けて再び動き出したことも市場のムードを高めている模様。トランプ大統領がTikTokを使用禁止にするとの考えを示したことでマイクロソフトが交渉中断を決断したようだが、週末にマイクロソフト側とトランプ大統領が協議し、マイクロソフトは再び買収交渉に乗り出すとしている。交渉は数週間のうちに迅速に進み、9月15日までに完了する見通しだという。
ただ、このあとのISM製造業景気指数を始め、週末には米雇用統計と今週は重要な指標が相次ぎ、その結果を見極めたい雰囲気も強い。
きょうもIT・ハイテク株に買いが先行し、ナスダックは最高値を更新して始まっている一方で、産業や銀行、エネルギー株は軟調な銘柄が目立つ。
なお、引け後の決算はモザイクが予定されている。
アルファベット(C) 1475.37(-7.59 -0.51%)
フェイスブック 251.73(-1.94 -0.76%)
ネットフリックス 494.45(+5.57 +1.14%)
テスラ 1469.40(+38.64 +2.70%)
アマゾン 3152.23(-12.45 -0.39%)
エヌビディア 432.97(+8.38 +1.97%)
ツイッター 35.99(-0.41 -1.13%)
ダウ採用銘柄
J&J 146.34(+0.58 +0.39%)
P&G 131.03(-0.09 -0.07%)
ダウ・インク 40.91(-0.15 -0.36%)
ボーイング 154.15(-3.85 -2.38%)
キャタピラー 131.80(-1.08 -0.79%)
レイセオン 55.82(-0.86 -1.50%)
ビザ 191.61(+1.21 +0.62%)
ナイキ 98.04(+0.43 +0.44%)
ウォルグリーン 40.16(-0.56 -1.38%)
3M 149.56(-0.91 -0.60%)
エクソンモビル 41.63(-0.45 -1.07%)
シェブロン 84.26(+0.32 +0.37%)
コカコーラ 46.45(-0.79 -1.66%)
ディズニー 115.84(-1.10 -0.95%)
マクドナルド 195.14(+0.86 +0.44%)
ウォルマート 129.30(-0.10 -0.08%)
ホームデポ 266.21(+0.72 +0.27%)
JPモルガン 96.21(-0.43 -0.44%)
トラベラーズ 112.74(-1.68 -1.45%)
ゴールドマン 196.72(-1.24 -0.62%)
アメックス 92.64(-0.68 -0.72%)
ユナイテッドヘルス 301.90(-0.88 -0.29%)
IBM 122.19(-0.75 -0.61%)
アップル 443.78(+18.74 +4.87%)
ベライゾン 57.19(-0.29 -0.51%)
マイクロソフト 214.49(+9.48 +4.65%)
インテル 48.07(+0.34 +0.71%)
ファイザー 38.29(-0.19 -0.49%)
メルク 82.04(+1.80 +2.28%)
シスコシステムズ 46.70(-0.40 -0.86%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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