アジア株は上昇 香港株は1.9%高、ハイテク関連に買い集中 香港版ナスダックに期待
アジア株は上昇 香港株は1.9%高、ハイテク関連に買い集中 香港版ナスダックに期待
東京時間14:05現在
香港ハンセン指数 25541.97(+483.98 +1.93%)
中国上海総合指数 3316.56(+2.41 +0.07%)
台湾加権指数 12439.17(+264.63 +2.17%)
韓国総合株価指数 2232.56(+34.36 +1.56%)
豪ASX200指数 6151.40(+149.83 +2.50%)
インドSENSEX30種 37815.89(+396.90 +1.06%)
アジア株は総じて上昇。新型コロナウイルスへの過度な懸念が後退しているもよう。
米国でフロリダ州やアリゾナ州など一部地域で新規感染者数の伸びが鈍化しているほか、ワクチン開発への期待が続いている。米モデルナ以外でも新型コロナウイルスのワクチン開発は進んでいる。英オックスフォード大と英アストラゼネカが共同で進めているワクチン候補が初期の治療で有望な結果を出したほか、米ファイザーと独バイオNテックが開発するワクチン候補でも良好な結果が報告されたとの報道が伝わった。
香港株は1.93%高。ハイテクや通信サービス関連が大幅高。株価指数を運営するハンセン・インデックシズが香港版ナスダック指数と言われる「ハンセン科技指数」の詳細を発表したことが材料視されている。同指数には、アリババ、テンセントホールディングス、小米集団、美団点評、SMIC、舜宇光学科技などフィンテックやクラウド関連30銘柄を採用する見通し。光学機器メーカーの舜宇光学科技は7.5%高、ソーシャルメディア大手のテンセントホールディングスは6.1%高、電子部品メーカーの瑞声科技は4.9%高。
香港取引所は9.5%高と大幅高。ジャック・マー氏率いるアント・グループが新規株式公開を計画しており、香港証券取引所と上海の科創板に上場すると発表したことが材料視されているもよう。
執筆者 : MINKABU PRESS
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