デベル豪中銀副総裁 新型コロナの影響おそらく長期化
豪中銀のデベル副総裁は豪経済学会で講演を行うテキストを公開した。
新型コロナウイルスの影響がおそらく長期化するという見通しを示し、豪経済は継続的な支援を必要とする可能英が高いという見解を発表。
支援の多くは財政面となるが、豪中銀としては借り入れコストを低く抑え、信用を維持するために、現状の緩和政策を継続し、より多くのことを実行する用意があるとしている。
また、豪経済について、依然に警戒していたよりも良い状態であることを最新のデータが示している。ただ、経済の鈍化と家計や企業への影響については歴史的に見ても大きいものであることに留意する必要があるとした。
先行きについては不確実性がある。この不確実性が企業や家計の行動にも影響を与えるとしている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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