雇用統計発表控えてドル買いが優勢、ドル円は108円台半ばへ=ロンドン為替概況

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雇用統計発表控えてドル買いが優勢、ドル円は108円台半ばへ=ロンドン為替概況

 3日のロンドン市場は、ドル買いが優勢。米雇用統計の発表を控えて、米株先物や欧州株は売りが先行した。新型コロナ関連の報道では、引き続き明るい材料はでてこない。スペインでの感染者数は11万人を超えている。ただ、死亡者数の増加が前日よりは少なくなっていた。東京での感染者数も89人増加と警戒レベルが続いている。この日発表された欧州諸国および英国の3月非製造業PMIは、いずれも2月から記録的な急低下となっている。そのような状況下でのドル高相場とあって、再びドルへの逃避のイメージが頭をよぎる。このあとの3月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が10万人程度減少する見込みになっている。失業率も3.8%へ上昇する見込み。ドル買いはユーロやポンドで先行したあと、円や豪ドルにも波及する形だった。ドル円は108.59レベルまで上昇。ユーロドルは1.08台割れ、ポンドドルは1.23台割れ、豪ドル/ドルは0.60台割れへと下落。

 ドル円は108円台半ばでの取引。東京市場での揉み合いを受けて108円付近で取引を始めた。ロンドン勢はユーロドルやポンドドルの売りを強めたことで、ドル円にもドル買いの動きが波及している。東京朝方の高値を上回ると108円台半ばから108.59レベルまで高値を伸ばした。欧州株や米株先物は売られており、警戒感でのドル買いのようだ。このあとの米雇用統計の結果を見極めたいとのムードになっている。

 ユーロドルは1.07台後半での取引。欧州株や米株先物が下落する一方で、原油相場はきょうも買われている。そのなかで、新型コロナウイルス感染拡大の報道が続いており、全体としてはリスク警戒感が強い。この日発表された一連の欧州の3月非製造業PMIはいずれも2月から歴史的な急落となっており、サービス業のセンチメント低下が著しい。ユーロ円は117円を挟んだ振幅。116円台後半へと下落したあとは、117円台前半へと上昇。その後は117円付近に戻している。この日は対ポンドでの買戻しが優勢だった。

 ポンドドルは1.22台後半での取引。ユーロドルとともに軟調。1.23台後半から1.22台後半へと売られ続けている。ポンド円は133円台後半から一時133円割れまで下落。その後は133円前半までの戻りにとどまっている。これまでポンド買い・ユーロ売りの流れが続いたが、きょうは米雇用統計を控えていることもあり、ポジション調整が入っている。欧州とともに英国の3月非製造業PMIも2月から急落した。英中銀は、週間の債券購入ペースを来週も135億ポンドに維持すると発表した。

MINKABU PRESS 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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