今夜の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

東京市場のドル/円は、110.75円前後まで売りが先行。米議会が大規模経済対策の法案に合意した事で111.40円台に反発する場面もありましたが、その後は伸び悩んでいます。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

3/25（水）
16:00　英2月消費者物価指数　
16:00　英2月小売物価指数
16:00　英2月生産者物価指数
21:30　米2月耐久財受注
22:00　米1月住宅価格指数
23:30　EIA週間原油在庫統計
26:00　米5年債入札（410億ドル）

※☆は特に注目の材料

世界的に株価の反発が顕著で円は売られ気味ですが、同時にドルへの資金逃避の動きも反転しているためドル/円は上値を伸ばしきれません。いわゆる「リスク・オンの円売り・ドル売り」の流れです。そうした動きに変化があるのか、欧米市場の動きに注目です。なお、このところ連日でNY市場序盤から中盤（日本時間20時頃から26時頃）にかけてドルが買われる展開となっています。