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金利上昇もうかつに喜べない?!

達人の予想 

●イールドカーブの形状にも注意

S&P500とイールドカーブ
S&P500とイールドカーブ

昨日(17日)、米国では大規模経済対策が打ち出されるとのことで、1,000ドル超の株高、ドル円も107円台後半まで上昇しています。ただ、16日には3,000ドル近い暴落、そこから3分の1程度の回復にすぎませんし、そもそも高値から見ると約33%下落したことを考えますと、まだまだ市場が楽観していないことを示しているとも言えます。依然として、VIX指数(恐怖指数)も75.91でリーマンショック時を彷彿させる高さ(一時84.83を示現)となっています。NYダウの20,000ドルを維持できるのか、目先の注目ポイントと言えるでしょう(昨日、一時割り込みました)。

●米10年債急上昇

株式市場ばかりが注目されがちですが、債券市場の動きも気になる点が。昨日米10年債の利回りは一時1.09%台まで急上昇しました(終値1.0784%)。実は過去のショック時に起こった現象として急激な順イールド時に株価の暴落が起きていたことが思い出されるのです。論調で良く目にするのは逆イールド現象が起きると、景気の後退期であるとのこと。実は、その後の急激な順イールド時こそが要注意であることを意識しておくことが大事です。現在のところ、まだ形状は緩やかなものとなっていますが、このところの債券市場の動きもボラティリティが高いため、金利上昇=ドルサポートと考えていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうことになりかねません。株式市場のみならず、債券市場の動きにも目を配る必要があると思っています。

執筆者 比嘉洋

執筆者 : 比嘉洋|マネースクエア シニアコンサルタント

マネースクエア シニアコンサルタント 米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!

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