アジア株はまちまち、米株先の上げを受けて下げ渋り 日本発のニュースも材料視

アジア株はまちまち、米株先の上げを受けて下げ渋り　日本発のニュースも材料視

東京時間11:15現在
香港ハンセン指数　　 26842.55（+21.67　+0.08%）
中国上海総合指数　 2997.49（-33.74　-1.11%）
台湾加権指数　　　　 11495.09（-39.78　-0.34%）
韓国総合株価指数　 2092.51（+13.47　+0.65%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 6890.60（-87.67　-1.26%）

米株価指数が時間外で買い戻されていることから、アジア株も下げ幅を縮小している。香港株はプラスに転じている。また、日本政府が新型コロナウイルス感染患者に対して、富士フイルムホールディングスの新型インフルエンザ治療薬「アビガン」の試験的投与を開始したとの報道も好感されているもよう。
韓国とイタリアで新型コロナウイルス感染者が急増しているとの報道を受けて、世界的な感染拡大懸念から、きのうの米株価指数は大幅安となった。ダウ平均は1000ドル超安と2018年以来、過去3番目の大きな下げとなった。
韓国株は反発、前日の大幅下落の反動から値ごろ感による買い戻しの動きが見られる。サムスン電子や現代自動車など消費財関連が買い戻されている。
韓国で新たに感染60人が確認され、国内での感染者は計893人になるなど、依然として感染拡大は続いている。アメリカ疾病予防管理センターは24日、韓国でのコロナウイルス感染拡大を受けて、韓国への不必要は渡航は避けるよう米国民に警告した。