ドル円は112円台を維持 円安については見方様々=NY為替概況

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 きょうのNY為替市場でドル円は112円台に上昇。米株に調整の動きが強まり、ドル円も伸び悩む動きを見せたものの買いの動きは続いている。前日の急上昇の流れを引き継ぎ、112.20円付近まで上昇する場面も見られた。2日間で200ポイント超上昇した格好。一時111円台に下落したものの、終盤には112円台に戻している。

 基本的にドル高の流れがサポートしているものの、今回のドル円の上昇については様々な見方が聞かれる。年金基金をはじめとした日本の機関投資家の大口買いが断続的に入ったとの見方や、新興国通貨の下落、そして、日本経済のリセッションへの警戒感も言われているようだ。消費増税後の日本のGDPの大幅なマイナス成長を見せられ、日本でのウイルス感染拡大も重なり、海外勢からは円はもはや逃避通貨ではないといった声も聞かれる。ただ、何が突然に円安を誘発したかは明確な答えを見い出せていない模様。

 ユーロドルがNY時間に入って買い戻しも出ていたものの、上値は依然として重い。きょうはECBが議事要旨を公表していたが、当局者は国際的なリスクが根強い中でユーロ圏経済を支えるため、当面はマイナス金利を維持する可能性が高いとの見解を示していたことが明らかとなっている。ウイルス感染の経済への影響も危惧される中、1-3月の中国経済は減速が必至と見られている。中国については、米経済よりはユーロ圏経済のほうが影響が大きいと考えられ、格差拡大への懸念からユーロドルは下値模索が続くとの見方は根強い。

 ただ、このところの断続的な下げで過熱感も出ており、きのうからきょうにかけて、1.07ドル後半で下値が支えられている。2017年のフランス大統領選時の水準まで下げてきており、ショートカバーが出易い状況にもある。

 ポンドドルは1.28ドル台後半で推移。NY時間に入って下げが一服しているものの、1.29ドル台が次第に重くなっている雰囲気もある。3月11日に打ち出される予定の予算案への期待から1.30ドル台まで上昇していたものの、ウイルス感染による世界経済への警戒感が強まる中、ドルへの資金の流れが続いており、ポンドドルは上値を重くしているようだ。

 明日は2月の英PMI速報値の発表が予定されている。前回からはやや低下が見込まれている。中国のウイルス感染の影響が反映された指標になるものと思われるが、直接的な影響は少ないものの、英企業のセンチメントに何らかの影響が出ているのではとの警戒感もあるようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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