【1月7日予想】中東情勢緊迫化で大暴落の可能性は?
深押しの可能性は小さい
6日の日経平均株価は前日比1.91%マイナスの23204円86銭、TOPIXは前日比1.39%マイナスの1697.49ポイント、マザーズ指数は前日比1.86%マイナスの880.80ポイント、東証2部指数は前日比0.17%マイナスの7253.12ポイント、ジャスダック指数は前日比0.61%マイナスの173.03ポイントとなりました。
中東情勢が緊迫化したことにより為替は円高に進行、為替の影響を受けやすい大型株が大きく下落しました。新興市場もマイナスとなっておりリスク回避的な売りに押された形となっています。
6日の日本株市場は下落しましたが、この下落は一時的だと考えます。中東情勢の行方は誰にも分かりませんが、米国市場は落ち着いており上昇トレンドが継続している点、両国とも自制を保っている点を考慮するとそれほど深押しはないと考えます。あっても75日移動平均線を一時的に割り込む程度に留まるのではないかと考えます。
もちろん予想に反して大幅下落する可能性もありますが、早い段階で株価も再度戻ってくる可能性が高いと考えます。再度の上昇を視野に入れつつもう一段の下落があっても大丈夫なような資金管理を心掛けて下さい。7日の日経平均株価は小幅高と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。