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【中銀チェック】保守党圧勝による秩序だったブレグジット見込みで英中銀に変化はあるか、後、年内最後の日銀会合

経済指標 

 18日、19日には年内最後となる日銀金融政策決定会合が開催されます。
金融政策は現状維持が見込まれます。追加緩和について声明などでどこまで可能性を示せるかがポイントに。13日の日銀短観で大企業製造業業況判断が予想を下回ってゼロとなるなど、冴えない状況が続いていますが、年末に慌てて緩和を急ぐような状況にも見えません。

 19日には英中銀も金融政策会合(MPC)の結果発表があります。
 12日の英下院選挙で、与党保守党が圧勝。単独過半数となる326議席を大きく上回る360議席超の議席を得たことで、1月31日に期限を迎えるブレグジットは、EU離脱協定を議会が承認した上での秩序だったものとなりそう。こうした状況を受けて、英中銀がどのような姿勢を示すかが注目されます。

  もともとはブレグジットが秩序だったものになり、英経済への影響が限定的なものにとどまるようならば、英中銀は利上げの検討に回ると考えられていました。しかし、長引いたブレグジットをめぐるごたごたに英経済が疲弊。世界的な金利低下傾向もあって、利上げ期待が後退。前々回までは全会一致での金利据え置きを決めていたMPCは、前回11月の会合で2名の利下げ主張者が出ました。また、声明でも世界経済が安定しない場合やEU離脱をめぐる不確実性が根強く継続した場合は、金融政策を通じた経済成長とインフレの強化が必要となる可能性と、追加緩和の可能性について触れています。

 一方でカーニー総裁は離脱をめぐる不確実性の低減が中銀の中核シナリオであり、シナリオに沿う限り、緩やかかつ限定易な利上げスタンスの維持という姿勢を示しています。

 英国にとって最大の懸念材料に道筋が見えてきたことで、中銀の姿勢にも変化が出てくるかもしれません。2名の利下げ主張者が今回はどのような姿勢を示すか、また、ほかにも利下げ主張に回る委員が出てくるのかどうかなどが注目材料に。

 ブレグジット問題の一服期待が強まる中で、利下げへの姿勢が継続してみられるようだと、ポンド売りの動きにつながりそうです。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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