【本日の見通し】ドル高基調継続も香港人権法案署名が重石、ポンドは買い安心感も
ドル円は昨日の海外市場で109円60銭台と節目の109円台半ばを超える動きに。米中通商協議の進展期待が継続しており、ドル円、クロス円の支えとなっている。米株の続伸などもリスク選好につながっている。
もっとも朝方は売りが出る流れも。香港人権法案にトランプ大統領が署名と報じられ、法案が成立したことが重石に。もっとも上院で全会一致、下院で一名を除いてほぼ全会一致と圧倒的な大多数での可決を経て、大統領の署名待ちとなっており、署名を拒否(拒否権発動)したところで、議会で両院で三分の二が合意すれば拒否権を覆して成立するだけに、あまり意味のある拒否権発動ではなく、署名は時間の問題とは思われていた。
ただ、中国側の反発は必至で、対中関係の悪化懸念がやや重石となっている。
ポンドは朝から買いが入っている。通常のRDD方式よりも精度が高いとして注目を集めたMRP方式での世論調査に基づいた議席数予想が示された。保守党が359議席と単独過半数(325)を超えて圧勝見込みで、ポンド買いにつながっている。ここにきて労働党がやや支持率を回復傾向と報じられていたがこれまでの議席数予想サイトなどの情報と相違ない結果に、ポンドは買い安心感も。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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