NY株安を嫌気し、売り先行 22600-22900のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
NY株安を嫌気し、売り先行
●31日のNY株式市場は米中協議を巡る不透明感や指標悪化で反落。「貿易摩擦を巡り、中国の当局者が米国との包括的な合意の実現に疑問を呈している」とブルームバーグが報道。中国国家統計局が31日に発表した10月の製造業PMIが予想以上に悪化し、また米シカゴ購買部協会が発表した10月の景気指数も予想以上の落ち込みにより、利益確定の売りが出やすかった。
ダウ工業株 27046.23(-140.46)▼0.52%
ナスダック 8292.36(- 11.62)▼0.14%
S&P500 3037.56(- 9.21)▼0.30%
●本日の日経平均はNY株安を嫌気し、売り先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万2720円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万2927円と比べ210円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値はCMEと同値の2万2720円。
●シカゴグローベックスNYダウ先物16ドル安(執筆時)。
●日経平均のポイント
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2万2927円 昨日終値
2万2882円 5日線
2万2720円 CME日経平均先物
●新規上場
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ダブルエー 公開価格4690円
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。