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株価はまだ下がる?それとも下げ止まって上がる?【2019/10/07-2019/10/11】

達人の予想 

横ばいトレンドに移行するか

日経平均株価は10月4日金曜日、2万1,410.20円で取引を終えました。
前回「株価は足元上昇トレンドから下降トレンドに転換した可能性が高い。過熱感が解消されるまでにはそこそこ時間がかるので、高値掴みには注意しつつ安いところを待ちたい」と解説しました。
株価は窓を空けて下落しましたが、目標株価の範囲内で取引を終えました。

米国の株式市場は乱高下した週でした。
ドル円相場はドル売り基調の週でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、株価は窓を空けて下落し、75日移動平均線あたりまで下落しました。オシレーター系のテクニカル指標で過熱感が高まっていましたが、買われすぎの状況は解消されました。
目標上値は2万2,050円、下値は2万1,150円、それぞれプラスマイナス150円とします。
足元は窓を空けて下落したことで、株価は売られすぎの状況です。上値をおさえている上値抵抗線に押し戻されました。変化日までは少々時間があります。次なるトレンドが現れるまでは、しばらく横ばいでもみ合う可能性を考えておきましょう。
外部環境に振り回される展開が続いています。トレンドがはっきりすればフォローですが、それまでは逆張り戦略の短期売買、もしくは戻り売り戦略でよいでしょう。

リスクオフや金融緩和期待などで、ドル円相場ではドルが売られています。ドル円の動向次第では日本株にも影響を及ぼしますから、注目しておきましょう。足元はドル売りが継続していますが、しばらくは横ばいになる可能性も想定しておきたいところです。

執筆者 横山利香

執筆者 : 横山利香|認定テクニカルアナリスト(CFTe)

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)、FP。会社四季報オンライン、株探、TradingViewなどで記事やチャートを掲載。登録無料の株メルマガ配信中。高校球児の母で甲子園好き。YouTubeチャンネル開設

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