NY株安を嫌気し売り先行 21500-21800のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
NY株安を嫌気し売り先行
●1日のNY株式市場は指標悪化でリスクオフムードが強まり、大幅安で終了。9月のISM製造業景況感指数は前月から1.3ポイント低下の47.8と悪化し、景気拡大・縮小の分岐点となる50を回復するとの市場予想に反したため、売り優勢となった。指数は下げ幅を拡大しダウ、ナスダック指数ともにこの日の安値圏で終了。
ダウ工業株 26573.04(-343.79)▼1.28%
ナスダック 7908.68(- 90.65)▼1.13%
S&P500 2940.25(- 36.49)▼1.23%
●本日の日経平均はNY株安を嫌気し、売り先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万1680円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1885円と比べ200円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万1670円。
●日経平均株価のポイント
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2万1917円 5日線
2万1885円 昨日終値
2万1680円 CME日経平均先物
●シカゴグローベックスNYダウ先物47ドル高(執筆時)。
●今週の主な予定
2(水)
○中 休場 中国建国70周年(国慶節1~7日)
3(木)
○中 休場 中国建国70周年(国慶節1~7日)
○独 9月 マークイット総合PMI改定値
○欧 9月 マークイット総合PMI改定値
○欧 8月 PPI
○欧 8月 小売売上高
○米 9月23日週次 新規失業保険申請件数
○米 9月 マークイット総合PMI改定値
○米 8月 製造業新規受注
○米 9月 ISM非製造業総合指数
4(金)
○中 休場 中国建国70周年(国慶節1~7日)
○米 8月 貿易収支
○米 9月 米雇用統計
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。