【海外市場の注目ポイント】カナダ中銀政策金利など
日本時間午後11時にカナダ中銀(BOC)政策金利や声明が発表される。市場では政策金利は現行の1.75%に据え置かれることが確実視されており、声明が焦点となっている。4-6月期のカナダ国内総生産(GDP)は、1-3月期から成長が予想以上に加速した。しかし、1日に米中双方が追加関税の発動に踏み切っており、声明で米中貿易摩擦の激化からカナダ経済の先行きについて下振れリスクが増大しているとの懸念が示されるようであれば、年内の利下げ観測が強まり、カナダドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には7月の米貿易収支、同5日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)も発表される。7月の米貿易収支は、大方の予想が534億ドルの赤字となっており、前月の552億ドルの赤字から赤字幅が縮小するとみられている。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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