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想定外の“ネガティブ”でも、“底割れ”せず…!?

達人の予想 

◆「米景気後退懸念」の急速な高まり - ドル円反落

※ご注意:予想期間は9月5日と表示されていますが、本日(9月4日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「英政局不透明感」を背景にした不安定な揺れ動きは“概ね想定通り”でしたが、「米ISM製造業景況指数の50割れ」は“誤算”でした。

“やや改善”との予想に反し、米ISM製造業景況指数は“49.1(前月比-2.1)”となりました。
好況・不況の分岐点(50)を割り込んだのは“2016年8月以来”であり、構成項目の新規受注・雇用等も一緒に“50割れ”となったことで、「米景気後退懸念」は急速に高まっていきました。
米10年国債利回りは“1.42%台”に低下、NYダウも一時“420ドル超”の下落を見せる中、欧州タイム序盤に“106円ライン”を割り込んだドル円は、NYタイム中盤には“105.741円”へと売り込まれています。

◆「米中通商協議」が明確になるまでは“動きづらい”が基本、それでも…?

もっとも「イメージは下方向」へ傾斜している割に、“底堅い”にも変化は見られておりません。
このため“上値は重い”は変わらないものの、その後は“下げ渋り”に転じているのが実状といえます。

想定外の“ネガティブ”が跳び出した格好ですが、それでも“底割れ”しなかったドル円…。
「米中懸念」が重く圧し掛かっているのは事実ですが、目先の注目となるのは「(今月予定される)米中通商協議の開催の可否」であり、この子細が明らかになるまでは“動きづらい(様子見)”と見るのが自然…。
それでいて「イメージは下方向」ばかりが囃されるのならば、引き続き“戻り売りではなく、押し目買い”で臨むべき局面と考えたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.542(8/30高値、+1σ)
上値5:106.397(9/2-3高値)
上値4:106.284(ピボット1stレジスタンス)
上値2:106.103(20日移動平均線)
上値1:106.000(大台)
前営業日終値:109.913
下値1:105.741(9/3安値、-1σ)
下値2:105.651(8/26安値、ピボット1stサポート)
下値3:105.589(8/27安値、日足・一目均衡表転換線、8/26~8/29の50%押し)
下値4:105.370(ピボット2ndサポート)
下値5:105.297(8/26~8/29の61.8%押し、-2σ)

11:06 ドル円 抵抗・支持ライン追加

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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