今週の日経225予想 日米貿易協議とジャクソンホール(8/19週)

達人の予想 

【先週の日経225の動向と今週の主要イベント】

今週の主要経済指標
今週の主要経済指標

先週の日経225(TFX)は小幅反発。週初20,535円で寄り付いた日経225は米政府が対中関税について一部製品に対しては先送りすることを決定したことを受けて、20,800円台まで上昇する局面もありましたが、米国債市場において10年債利回りが低下し、2年債利回りを下回る逆イールドとなったことから14日の米株式市場でNYダウが800.49ドル安と今年最大の下げ幅を記録。翌15日の日経平均は一時470.28円安の20,184.85まで下落。日経225(TFX)も週間の安値20,152を付けました。その後は米国株の反発や逆イールドの解消により値を戻し20,600円で引けました。

今週の主な経済指標は以下のとおりでFOMC議事録公表や7月の米中古住宅販売件数、新築住宅販売件数などがありますが、先週から引き続き米国の長期金利動向に注目です。また、21日から22日にかけて開催される日米閣僚級貿易協議、更に22日から24日にかけてワイオミング州ジャクソンホールで開催されるカンザスシティ連銀主催の経済シンポジウムもあり、ジャクソンホールについてはパウエルFRB議長が今後の金融政策ついてどのように考えているのか、講演内容に注目が集まります。なお今年のジャクソンホールのテーマは「金融政策の課題」です。

【日経225(TFX) 週足 チャート】

【日経225(TFX) 週足 チャート】
【日経225(TFX) 週足 チャート】

日経225(TFX)の週足チャートです。
移動平均線は上から順に52週MA(21,624円)、26週MA(21,413円)、13週MA(21,120円)でそれぞれが下向きとなっています。また、価格は各移動平均線の下側に位置しており、これらはチャートポイントとして意識されます。
俯瞰的に週足チャートを見ると相場は24,576円と19,029円を頂点とするトライアングルの下辺を下回っており、ストキャスティクスも下降基調となっているため、引き続き戻り売りを考えたいところです。

【日経225(TFX) 日足 チャート】

【日経225(TFX) 日足 チャート】
【日経225(TFX) 日足 チャート】

日経225(TFX )の日足チャートです。
200日移動平均線(21,312円)と転換線(20,503円)がそれぞれ下向きで、価格はそれらに加えて一目の雲(上限21,550円、下限21,431円)と基準線(20,945円)の下側に位置しています。
ストキャスティクスは%Dが28%、Slow%Dが27%となっており、7月末から8月6日までのスピード調整局面になっています。
今週は週後半に日米貿易協議やジャクソンホールなどを控えているため、特に週初は方向感が出にくいと思われますが、レンジ相場における戻り売り戦略を考えています。
なお、目先のレジスタンスは20,853円その上は基準線が位置する20,945円、サポートは転換線の位置する20,503円で、これを下回ると、20,265円や20,150円、そして20,036円が視野に入ります。

山口哲也

山口哲也|株式会社 フジトミ チーフテクニカルアナリスト

株式会社フジトミ 国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト 金融機関でアナリストとして経験を積んだのち株式会社フジトミ入社。幅広い手法を網羅した緻密な分析とわかりやすい解説が好評。日経CNBC・東京MXテレビ等メディア出演多数。

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