ポンド円21日線付近まで戻し、リバウンド相場への期待も高まりそうな動きだが?=NY為替
ポンド円は135円台半ばまで買い戻されている。きょうもジョンソン新英首相の発言が伝わっていたが、10月31日でのEU離脱に言及しており、EUと再交渉を行う方針を示した。その中で合意無き離脱の準備にも言及している。
また、新たな合意にはバックストップ条項を削除する意向も示していた。それに関してバルニエEU首席交渉官は「受け入れられない」と反発している。早速、英国とEUが火花を散らす中でポンド自体は売りが優勢となっている
21日線は135.50円付近に来ているが、その水準を上回る場面も見られた。リバウンド相場への期待も高まりそうな動きではあるが、ポンド自体の上値が重い中で期待感は依然として低い。ドル円の買い戻しが加速し、110円を目指すような展開になれば別かもしれないが、現段階ではその期待も薄い。
GBP/JPY 135.40 USD/JPY 108.73 GBP/USD 1.2453
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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