続落、米中貿易摩擦の長期化による石油需要の下振れを警戒=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=55.30(-1.48 -2.61%)
ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.50~1.48ドル安。その他の限月は1.51~0.83ドル安。
米中貿易摩擦の長期化による石油需要の下振れが警戒されている。発表された7月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は強く、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡で外国籍のタンカーを拿捕したと発表したことは相場を一時的に押し上げたものの、次第に売りが優勢となった。米海軍がイランの無人偵察機を撃墜したと発表したとトランプ米大統領が発表したが、安値からの戻りは限定的だった。
時間外取引で8月限は57.32ドルまで上昇したものの、通常取引開始を控えて失速。通常取引開始後にマイナス転換すると、54.72ドルまで下落した。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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