ドル円一時108円09銭近辺も続かず=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、仲値公示に向けドル円は108.09円付近まで水準を切り上げる場面があったが、円売り・ドル買いは一時的だった。
来週の欧州中央銀行(ECB)理事会や、再来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、動きづらい雰囲気がすでに広がっている。金融政策の正常化が不十分ななかで、ECBのほか米連邦準備理事会(FRB)は再び金融緩和に向かっている。
ユーロ円は121円半ば、ポンド円は135円前半で推移。ドル円と連動して強含む場面はあったが、瞬間的だった。
豪ドル円は75円後半で重い。この日発表された豪中銀の議事録では追加利下げの可能性が示唆されたが、利下げ局面にあるなかで、豪ドル売りの手がかりとしては新鮮味がない。
執筆者 : MINKABU PRESS
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