【海外市場の注目ポイント】米FRB要人の発言など
このあとの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)要人の発言予定が目白押しとなっている。日本時間午後11時にパウエル米FRB議長が前日に続いて議会証言を行うほか、同12日午前0時10分にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演、同12日午前1時15分にボスティック米アトランタ地区連銀総裁が講演、同12日午前1時半にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁が講演、同12日午前2時半にクオールズ米FRB副議長、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演、同12日午前6時にカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が講演を行うことになっている。市場ではパウエル議長の前日の議会証言が早期の利下げを示唆していると受け止められている。その他のFRB要人からも早期の利下げを支持する考えが示されるようであれば、ドルが売られる可能性がある。
経済指標としては、日本時間午後9時半に6月の米消費者物価指数の発表が予定されている。総合の大方の予想は前年比1.6%上昇、コアの大方の予想が前年比2.0%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の1.8%上昇から鈍化する一方、コアの前年比の伸びが前月の2.0%上昇から変わらないとみられている。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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