ドル安強まる=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は107.98円付近まで下落。昨日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の証言で、月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げが行われるとの認識が強まったことでドル売りが続いている。
イランの石油タンカーが英艦体に拿捕されたことの報復として、イラン革命防衛隊が英国の石油タンカーに接近したと伝わっているほか、米国がイラン空爆の準備を始めたとの噂話もあり、軍事衝突を意識した緊迫した雰囲気もある。ただ、国内株式市場に緊
張感はみられない。
ユーロ円は121円後半、ポンド円は135円前半、豪ドル円は75円前半まで下落。ポンド円は今年1月以来の安値を塗り替えている。
日経平均は反発。前引けでは前営業日比75.60円高の2万1609.08円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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