反発、独立記念日の休場を控えて買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=57.34(+1.09 +1.94%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.09~1.10ドル高。その他の限月は0.79~1.32ドル高。
独立記念日の休場を控えて、前日の大幅安の反動が現れた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫の取り崩しが続いたことは支援要因だが、原油在庫は市場予想ほど減少しなかった。
米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計を好感し、時間外取引で8月限は買いが優勢だった。ただ、一時56.04ドルまで弱含む場面があった。通常取引序盤は売り買いが交錯し、前日終値を挟んで上下したものの、引けにかけては買いが強まり、57.44ドルまで上げた。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。