ドル円は107.85円近辺まで上げ幅を拡大=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は買い戻しが続いており、107.85円近辺まで上げ幅を伸ばしている。きょうはムニューシン米財務長官の発言をきっかけにドル円は買い戻しが優勢となっている。長官は米CNBCでのインタビューで、「中国との協議は90%進展しており、合意が完了することを期待している」と述べていた。
米10年債利回りが2%を回復するなど外部環境のフォローもあり、前日上値を拒んでいた107.50円水準を回復。前日に106円台まで一旦下落したことで値ごろ感からのショートカバーも活発に出ているようだ。
米早期利下げ期待が高まる中で108円までの上値抵抗も強そうだが、108.25円付近に21日線が控えており上値メドとして意識される。
USD/JPY 107.83
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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