ドル円は107円台半ばに再び下落 イラン情勢を警戒した円高の動きも加わる=NY為替
ドル円は107円台半ばに再び下落している。きょうの為替市場はドル売りが優勢となっており、ドル円は107円台に下落してきている。前日のFOMCを受けて市場は早期利下げ期待を加速させており、米10年債利回りが心理的節目の2%を下回る中、ドル円も売りが強まっている状況。
ロンドン時間の朝方に107.50円近辺まで下落したあと、その後は107円台後半まで買い戻しも入っていたが、108円を回復することなく、再び下値模索となっている。
ドル売りの動きもあるものの、先ほどから円高の動きも若干出ているようでドル円を押し下げている。イラン情勢が緊迫化しており地政学リスクを意識している面もあるようだ。イランがペルシャ湾の入り口付近で米軍の偵察無人機を撃墜したことで同地域では緊張が高まっている。これに関してトランプ大統領はツイッターで「イランは非常に大きな間違いを犯した」とツイートしていた。FOXニュースによると、ホワイトハウスが先ほどからイラン問題で会合を行っていると伝えている。
USD/JPY 107.54
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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