ポンドは買い戻しも上値には懐疑的 合意なき離脱もテールリスクとして意識=NY為替
ドル売りが優勢となる中、ポンドも買い戻しが出ており、ポンドドルは1.27ドル台に上昇している。きょうはメイ首相が6月7日に退陣することを表明した。同時に次期首相を選ぶ保守党・党首選レースのスタートとなる。離脱強硬派のジョンソン前外相が立候補を表明しており、人気も高まっているようだ。
ただ、合意なき離脱のリスクもその分高まる。英議会では合意なき離脱はしないことで通過しており、可能性はなお低いものの、テールリスクとしてはこれまで以上に意識されるところ。誰が次期首相になるかわからないが、ポンドはこの先も不安定な動きが想定される。
GBP/USD 1.2709 GBP/JPY 139.02 EUR/GBP 0.8817
執筆者 : MINKABU PRESS
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