米中対立の中でユーロドルは上値重い 4-6月のドイツGDPは脆弱との見通しも=NY為替
米中対立がエスカレートする中でユーロドルは上値の重い展開が続いている。きょうも動向を見極めたいとして、ファンダメンタルズよりも米株にらみの動きとなっている。アジア時間には1.1150ドル近辺まで下落していが、NY時間にかけて買い戻しの動きも見られ、1.1175ドル近辺まで下げ渋る場面も見られている。1.1150ドルは強いサポートが見られているようだが、積極的にリバウンドを狙う動きは見られていない状況。
ドイツ連銀は4-6月期の同国経済は脆弱との見通しを示していた。世界需要の下振れでドイツの大手製造業が圧迫されているとしている。1-3月期は底堅い個人消費と建設需要が成長をサポートし、予想外に底堅い成長を示していた。
EUR/USD 1.1168 EUR/JPY 122.84 EUR/GBP 0.8777
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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