アジア株 韓国株は3週間ぶり安値、GDP予想外のマイナス成長受け緊急閣僚会議
アジア株 韓国株は3週間ぶり安値、GDP予想外のマイナス成長受け緊急閣僚会議
東京時間14:05現在
香港ハンセン指数 29821.37(+15.54 +0.05%)
中国上海総合指数 3178.95(-22.66 -0.71%)
台湾加権指数 11026.74(-0.90 -0.01%)
韓国総合株価指数 2191.74(-9.29 -0.42%)
インドSENSEX30種 39108.27(+53.59 +0.14%)
豪ASX200指数 6382.15(休場)
アジア株はまちまち、新規材料に乏しく香港や台湾などは方向感に欠ける展開となっている。
上海株は0.71%安、13ヵ月ぶり高値圏にあることから利益確定の売りに押されている。年初来で30%近く上昇しており、株価バブル発生を警戒する声もある。消費財や資本財、エネルギー関連など幅広い銘柄が下落している。
韓国株は3週間ぶり安値をつけている。サムスン電子やLGディスプレイなどハイテク関連の下げが目立つ。きょう発表された韓国第1四半期GDPが前期比で-0.3%と予想に反してマイナス成長となったことが懸念されているもよう。前年比でも+1.8%と第4四半期の+3.1%から伸びが鈍化した。為替市場では韓国ウォンが対ドルで一時0.8%下落し、約2年ぶり安値をつけた。GDPを受けて韓国政府はきょう、緊急閣僚会議を開いた。企画財政相は「国内外の環境が予想より悪化している」「あらゆる政策を動員し成長率目標を達成する」と述べた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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